「…わかった。」 雪野さんはそう言って、いくらか私にお金を手渡した。 「これ…」 「生活費…みたいな。 まぁ適当に使え。」 「あ、あの、こんなに…」 「いいから。」 食費だけにしては多すぎる額を、雪野さんに手渡された。 …どうしよう。 あんまり勝手に使うわけにはいかないよね…。 でも、返そうとしてもきっと受け取らないから、一応持っとこ…。