冷たいあなたは救世主



「居候なんだからこれぐらいいいだろ?」


"夫婦なんだから"


そう言った康くんを思い出した。


出張先でのことを思い出した。


怖くなった私は思いきり目を瞑った。


雪野さんの手が顔に触れた。



耐えなくちゃ…


私は必死に自分に言い聞かせた。