冷たいあなたは救世主



ーー…


「そうか…やめるのか。」


部長は眼鏡を外しながら呟いた。


私は康くんとの結婚を境に、仕事をやめることにした。


「わかった。

天野はよく…がんばってくれたと思う。」


部長はふっと笑った。