君に夢中☆[完]

ピーンポーン!



あ、友梨だっ!!!!

急がなきゃっ




「お母さん行ってきまーす!!」

「いってらっしゃ-い気をつけるのよー!」




「友梨ごめん!」

「もー凛は相変わらずマイペースなんだからー♪」

ス、スイマセン・・・。

今日は学校です。


「で、土曜日帰りどーだった?」

「土曜日は・・・。」

私は友梨に土曜日の帰りのことを話した。

ドキッとしたこと・・・。

「凛!!それは恋だよ!」

「恋~!?!?!?!?」

「そうだよ~恋~
 よかったー」

私が恋???

でも、ドキッとしたときの感じ・・・。

馬鹿な私でもわかる。

きっと私は雄大さんに恋をしたんだ・・・。

よかったってなに?

「よかった?」

「そう、だって凛がやっと恋したんだもん!
 応援するね!」

私は恋したことが・・・ないわけじゃない

まえ、付き合ってた人もいた。

だけど、相手にはもう一人付き合ってる人がいた。

私はすごくショックだった。

それから、男の子はちょっと苦手なんだ

また同じことされたら・・・

とか思っちゃって・・・。

「あ、ありがとう」