君に夢中☆[完]

「りーん!♪」

「なに?」


テニスコートに向かっている途中

友梨と私、その前に誠也くんと雄大さんがあるいている。

「ゆうちゃんかっこよくなーい?」

「んーそれはいいからなにを言ったの?友梨。」

カッコイイなんか言ったらきっと友梨が

大声を出して本人に言うのは間違いないから

あえていわないことにした

「もー凛ってばー素直にいいなよ~!!
 えーっとねお兄ちゃんに、
 凛は学年一可愛くて~モテモテで~
 男子苦手で~彼氏いないよーって言っただけだよ~笑」

「だけだよ~じゃないでしょ~!!!
 可愛くないんだからそんなこといわないでよー
 しかもお兄ちゃんになんで言ったの?」

そこが問題・・・。

わざわざ、誠也くんに言うことじゃないと思う・・。

「あのね、凛とゆうくんすごくお似合いだと思うの!」

ちょっと待ってよ・・・。
友梨さん。

あんなカッコイイ人とお似合いだなって地獄に堕ちたとしても
ありえないよ~

「それでなにげに言ったら、見事!!それを
 お兄ちゃんがゆうくんに言ったみたい!♪」

「友梨は最初からそれが目的だったのー?」

「そうだよー!♪」

そうだよーじゃないですよ。友梨さん。



そうこう話しているうちにテニスコートに到着☆