君に夢中☆[完]

ドーン!!!!ヒュードーン

「友梨~花火始まった・・・よ?」

あれ?ゆり?友梨がいない




あ・・・。
彼氏だ・・・

「凛~なんか一緒にいたいって言われたんだけど・・・。」

そういいながら、嬉しそうに走って来る友梨

こうなることは何となく予想してたけど・・・。

でも、友梨嬉しそうだしね!

「いいよー!いってらっしゃいまた学校でね!」

「ごめんね!本当にごめん!じゃーね~」




一人になっちゃった・・・。
どうしよう・・・。

せかっく浴衣きてきたのにな~

「りんさん?」

「ん?」

振り返ると誰かと男の人が・・・。

「あ、俺、亮です!
 その・・・返事を・・・。」

あ、亮ってこのひと・・・か・・。。

確かにかっこいい・・。

ってこのタイミングで・・・。

「あ、そのことなんですけど・・・。
 その・・・ご、ごめんなさいっ」

言っちゃった~

うわっ悲しそうな顔してるよ。。。

「アハハ~気にしないで
 そうだよね・・。まだ、あったばっかりだもんね?
 じゃー友達からよろしく♪」


「あ、それなら喜んで」

よかった~りょうくんっていい人なのかも・・・。

「凛さん一人?一緒に花火見ようよ」

いや・・・一人だけど・・・

でも、好きでもない男の人と

花火見るのってちょっと・・・。

「ごめん、凛ちゃんは俺と見るの」

え?誰?




ゆ、雄大さん?


「凛さん、彼氏いたんだ。
 じゃーおれは帰るね!バイバイ」

「あ、いやちがっ・・・」

言い終わるまえに、亮くんは走っていっっちゃった。