Wonderful DaysⅠ







ガヤガヤと、騒がしい昼休みの教室。

昼食を終えた俺は、いつものようにマークさんから届いた英字だらけの書類に目を通していたのだが……


「……なぁ、大丈夫か?」


不意に、横から掛けられた声に顔を上げた。

そこには、様子を伺うようにこっちを見ている二人がいて。

最近は何処に行っても言われる台詞とその視線に、いい加減うんざりしていた俺は


「…………何がだ」


心配してくれているのに、険のある言い方しかできない。


「何がだ、じゃねぇよ。魁、お前、ちゃんと寝てるのか?」


「あぁ」


そんな俺に向けられた葵の言葉に、素っ気なく返事をすれば


「その割には顔色も悪いし、目つきが怖いぞ」


隣の蓮が、苦笑いで返してくる。