Wonderful DaysⅠ



さっきまでの威圧感が若干薄らいで何とかカイさんを見上げる。

何してたって・・・


「えっと、また迷子になりまして・・・此処でカツアゲをされてたサラリーマンを救出すべくチャラ男5人とモメてました」


アハハと乾いた笑いしか出てこない・・・


「そのリーマンの姿が見えねぇけど」


きょろきょろと辺りを見回すカイさんに


───こ、答えたくないけど・・・


「(私の事が)怖くなって逃げたみたいです」


私の答えにきょとんとした顔のカイさん。


「・・・・・」


無言にならないでください・・・


「───はぁ」


溜め息を吐いて脱力するカイさん。