さっきまでの威圧感が若干薄らいで何とかカイさんを見上げる。
何してたって・・・
「えっと、また迷子になりまして・・・此処でカツアゲをされてたサラリーマンを救出すべくチャラ男5人とモメてました」
アハハと乾いた笑いしか出てこない・・・
「そのリーマンの姿が見えねぇけど」
きょろきょろと辺りを見回すカイさんに
───こ、答えたくないけど・・・
「(私の事が)怖くなって逃げたみたいです」
私の答えにきょとんとした顔のカイさん。
「・・・・・」
無言にならないでください・・・
「───はぁ」
溜め息を吐いて脱力するカイさん。


