Wonderful DaysⅠ



私達の姿に気づいたのか、運転席のドアが開いて、中から厳ついスキンヘッドの重盛さんが姿を見せる。

その重盛さんの姿を見た綾ちゃんは


「ちょっと、マリア! 本当に、大丈夫なのっ!?」


顔が引き攣っていた。


「ん? 全然、大丈夫だよ。重盛さんの運転はとっても上手だから」


「は?」


「え?」


「マリア……あの車に、乗った事あるの?」


「え? うん」


「…………」


「綾ちゃん?」


「大丈夫ならいいのよ……」


きっと、重盛さんを見て心配してくれたんだと思うけど。


「本当に、大丈夫だからね?」


安心させるように言えば、優しい笑顔で頷いてくれた。