Wonderful DaysⅠ



目の前の葵さんを見れば、きょとんとしていて……


「ぶっ! あはははははっ!!!」


次の瞬間には、大笑いする葵さん。

だから、言いたくなかったのに……


「やっぱり、慧さんにからかわれてますよね」


「くっくっくっ。慧さんらしい、アドバイスだね。まぁ、大方外れてはいないと思うけど……」


「え?」


恥ずかしさで俯いていたけれど、葵さんの最後の言葉が聞き取れなくて視線を上げた。


「いや、こっちの話。じゃあ、一緒に魁のプレゼント見てみようか」


「あ、はい。よろしくお願いします!」


葵さんに促されて前を見れば、綾ちゃんと蓮さんが待っていた。


「御堂のヤツ、何を爆笑してたわけ?」


蓮さんから離れた綾ちゃんが、こっそり耳打ちしてきたけれど


「な、なんだろうね……」


まさか、さっきの話をするわけにもいかず、白を切りとおすしかなかった。


その後は、周囲からの視線を気にしながらも四人でお店を見て回って、やっとプレゼントが決まった時には、外のイルミネーションがキラキラと街を輝かせていた。