Wonderful DaysⅠ



頼みの綱がいなくなってしまって呆然とする私。


「あーぁ、せっかく助けに来たのに逃げられちゃったねぇ?」


一人残された私に向かって言葉を発したチャラ男Dはポケットから隠し持っていたサバイバルナイフを取り出した。

その動きを見ていたチャラ男CとEがにやにやと厭らしい笑みを浮かべて近付いてくる。


───何で、武器を持つといきなり態度が大きくなるかな。


「・・あんた達のせいで道案内がいなくなっちゃったじゃないの!」


恨めしく睨みながら言えば


「はぁ?ありゃ、明らかにてめぇを怖がって逃げてたろ」


と、ちょっとショックな答えが返ってきた。


そりゃ、あの反応を見て私を怖がって逃げたのかも・・とか思ったけど。

人に言われると地味に凹むな・・・

とにかく、これで道案内を頼める人はいなくなった。