頼みの綱がいなくなってしまって呆然とする私。
「あーぁ、せっかく助けに来たのに逃げられちゃったねぇ?」
一人残された私に向かって言葉を発したチャラ男Dはポケットから隠し持っていたサバイバルナイフを取り出した。
その動きを見ていたチャラ男CとEがにやにやと厭らしい笑みを浮かべて近付いてくる。
───何で、武器を持つといきなり態度が大きくなるかな。
「・・あんた達のせいで道案内がいなくなっちゃったじゃないの!」
恨めしく睨みながら言えば
「はぁ?ありゃ、明らかにてめぇを怖がって逃げてたろ」
と、ちょっとショックな答えが返ってきた。
そりゃ、あの反応を見て私を怖がって逃げたのかも・・とか思ったけど。
人に言われると地味に凹むな・・・
とにかく、これで道案内を頼める人はいなくなった。


