Wonderful DaysⅠ





自分の体を見れば、今日は制服の上にオフホワイトのコートを着ていて下は全く見えないから多分、どこの学校かわからないハズ。


───大丈夫だよね・・・?


念の為、結んでいた髪をほどいて公園へ足を踏み入れた。

チャラ男の人数は5人。

同じ高校生位だろうか・・・

迷わず一直線にその輪に進んで行けば足音に気付いた一人が私を見た。


「ん?あれ~?女の子がいるぜ~」


その声に一斉に振り返るチャラ男4人+サラリーマン。


「一人でこんな所にいたら危ねぇよ~?」


「そうそう。ついでだから、あんたにも金貸してもらおうかなぁ」


標的を一人増やしたチャラ男集団は3人がサラリーマンの元に残り、2人が私に近づいて来た。


「持ってる財布見せてくんねぇ?」


「あんたに見せる財布なんてないわよ」


手を差し出してきた男に言い返せば

は?って顔でこっちを見てくる。


「君、この状況がわかってて言ってるのかなぁ?」


もう一人が近寄ってきたから


「もちろん」


と笑顔で答えて相手を一瞥するとチャラ男Aが向かってきた。