Wonderful DaysⅠ




勢いよくドアを開けた私。
呆然としていたのは私だけではなくて……

麻雀を楽しんでいたであろう神威の人達も、口をポカンと開けたまま私を見ていた。


「なっ、何だてめぇ!どうやって、此処に入って来やがった!?」


一番手前の男の人が、ハッとして凄んでくるけれど、それどころじゃなくて……


「トイレ貸して下さいぃぃっっ!!!」


必死でお願いしたのに


「あ゛ぁ゛!? 女が入るトイレなんて此処にはねぇよ!」


即答された。

こうなったら……


「た、田中さん…助けて……」


後ろに居る筈の田中さんに助けを求めたのに


「田中!? てめぇ、此処に女連れ込むなんていい度胸してんじゃねぇか」


「ち、違うっす!この女を連れ込んだのは俺じゃないっすよ!!」


「なら、とっとと摘み出せっ!!!」


「は、はいっ!すんません!」


「あの、おトイレ……」