Wonderful DaysⅠ



「あの…皆さんは……」


「俺達は、もう決まっているから。マリアちゃんは好きな物を選んでね?」


「はい、すみません」


それを聞いて安心した私は、早速メニューを開く。
中を見てみれば、真っ先に私の大好物メニューが視界に飛び込んでくる。


───うそ!これって、ファミレスでも食べられるの!?


あっと言う間に決まってメニューを閉じれば、目を瞬く葵さん。


「もう決まったの?」


「はい」


大好物メニューがあった事に、若干気分が上がってくる。
葵さんがテーブルに置いてあったボタンを押すと、ウェイトレスさんが凄い勢いでやって来た。


「いらっしゃいませ!ご注文をどうぞっ!」


チラチラと葵さんや魁さん、赤髪男を見ては顔を赤らめているウェイトレスさんを気にもせず注文を終えると、とっととメニューを渡す。


「あ、あのっ!」