Wonderful DaysⅠ



「葵さん……」


何で此処に、葵さんと赤髪男が居るんだろう?なんて事を考えていれば


「よかった。服のサイズ、ピッタリだったね」


葵さんの口から出てきた言葉に


───ん? 服のサイズ??


この服を持って来てくれたのって……


「あのっ、この服って葵さんが…?」


「俺の趣味で、ごめんね?」


頬杖をついて微笑む葵さん。
やっぱり、この服は葵さんが持って来てくれたんだ。
って事は……


「すみませんっ!この洋服のお金は、明日必ずお返ししますからっ!!」


大金を出させてしまった葵さんに謝れば


「俺は服を選んで持って来ただけだよ。お財布はあっち」


葵さんの親指で示す先を辿れば、魁さんで。

その魁さんは、と言えば……


新たに入れられた紅茶を優雅にお飲みになっていた。