「はい?」
「あなたなんでしょ? この間、結城さんと一緒に歩いていた髪の長い女って」
───魁さんと歩いてた?
それって……間違い無く、買い物に付き合ってもらった時の事だよね?
多分、あの時の事だろうと、こくりと頷けば
「そう、あなたが……」
私が何なんだろうか?
取り敢えず聞かれた事には答えたし、早く戻らなくちゃ魁さんに大きい方だと勘違いされちゃうっ!
それって絶対嫌だ……
急いで戻ろうと女の子達にお辞儀して扉を開けたのに
「ちょっと、待ちなさいよ!」
「え?」
「まだ、話は終わってないわ。何、先に出ようとしてるのよ!」
まだ話があるらしい……


