Wonderful DaysⅠ



「あ・・ご無沙汰しています、葵さん。その節は、ありがとうございましたっ!」


遅くなったけど、ちゃんとお礼を言った。

すると葵さんはにこりと微笑んで


「ははっ・・・そんな事気にしなくていいのに。」


律儀だねぇ。と感心された。

笑ってくれた葵さんにホッとしていれば


「何だよ、葵。ほんとに、この女と知り合いだったのかよ?」


私達の遣り取りを見ていた赤髪男が驚きの声を上げる。


「あぁ、知り合いだよ。お前達が崇拝している魁ともな?」


葵さんの言葉に目を見開いた赤髪男。


「は・・マジかよ?ありえねぇんだけど・・・」


「“あの”魁だぞ?」


魁さんと知り合いなのが、そんなに珍しいのか何度も確認してくる赤髪男。