Wonderful DaysⅠ



「・・・・・」


───しかし・・・何で、皆こんな遠巻きに見てるんだろ?もっと前に行けばいいのに。


よく見てみれば、この人混みと暴走族のバイクが置いてある場所からは結構、離れてる。

私の前にいる女の子達だって、もっと前に行けば見える筈。

誰も行かないなら、私が行っちゃうよ?


人混みを掻き分けて、前に進めば


「ちょっとぉ!割り込まないでよっ!!」


顔が真っ黒いギャルに怒られた。

割り込まないでって、誰も前に行かないからじゃない!

知らない人、それも真っ黒いギャル相手に文句を言える筈も無く、心の中で文句を言う。

すみません・・・って言う事しか出来ない私。


「だから、割り込むなっつってんのっ!」