「・・・・・」
───しかし・・・何で、皆こんな遠巻きに見てるんだろ?もっと前に行けばいいのに。
よく見てみれば、この人混みと暴走族のバイクが置いてある場所からは結構、離れてる。
私の前にいる女の子達だって、もっと前に行けば見える筈。
誰も行かないなら、私が行っちゃうよ?
人混みを掻き分けて、前に進めば
「ちょっとぉ!割り込まないでよっ!!」
顔が真っ黒いギャルに怒られた。
割り込まないでって、誰も前に行かないからじゃない!
知らない人、それも真っ黒いギャル相手に文句を言える筈も無く、心の中で文句を言う。
すみません・・・って言う事しか出来ない私。
「だから、割り込むなっつってんのっ!」


