悪魔のゲーム(短編)


「いってきま~す」


私はそう言って家を飛び出した


「はぁ・・あやうくみられるとこだった・・」


なぜあやうくみられるだったかというと、
お母さんが昨日私の部屋まで来て「お菓子持ってあがてんじゃないの?引き出しの
中に隠してるんじゃないの!?」っと言いつけてきた。
お母さんは私の部屋まで入ってきて引き出しの中を探ろうとした
という事があった。
でも、私がお母さんを止めて追い出したから見られずに済んだのだ


「もう・・お母さんはしつこいんだから~」


私はそう思いながらランドセルからゲームを取り出した


「ふ~ん ゲームの中のキャラも 学校に通うんだぁ。人間の生活リズムと
ほとんど同じなんだな・・・ん?」


っと思って画面をまじまじ見ると


なんだろこれ?昨日は気がつかなかったけど・・・


「エネルギーレベルとか?」


疑問に思いながら学校の校門前に着くと阿部君がいた


「おはよう!阿部君!見てっ。私もゲーム買ったんだ」


っといったら阿部君は私の話を聞く耳を持たずにスルーした


チャラリラリー♪


そう思っているとゲームの音楽がなった


また選択問題が出た


【ミオの前に 大好きなトラオくんが!どうする?】

【A もちろんおしゃべり】
【B そのまま通りすぎる】


せめてこっちのミオはがんばってくれ


「Aっと・・・」


ゲームの中なら簡単に選択できるのにな・・・


教室に向かおうとすると


「おはよう!松崎さん!一緒に教室までいこ!」


「うん・・・」


ええーっ!阿部君から話しかけてくれるなんて 今まで絶対なかったのに・・・