悪魔のゲーム(短編)


「よっしゃあ!全クリア」


「先生来る前にもう1回やろーー」


「ねぇこの攻略法教えてーー」


最近、私のクラスではゲームというのが流行っている


クラスのみんなは全員ゲームを持っている


ただ1人だけ持っていないのが私、


小学6年 松崎 美緒(まつざき みお)12歳


ただ私だけが持っていないため、毎日ため息ばかりついていた


「どーしたの美緒?ため息ばっかついて」


私がため息をついていると、私の親友由香里が喋りかけてきた


相沢由香里(あいざわゆかり)12歳


由香里は幼稚園からの親友で幼馴染


今では由香里までゲームを持っている


「な~んか皆、ゲームばかりやってるよなーと思ってさ」


「あれ?美緒まだ持ってなかったけ?


「お母さんが『あんたはのめりこんで、ますます勉強しなくなるから
ダメだ!』って・・・」


「大変だね・・美緒のとこは・・」


「はぁ・・そうだよ・・」


「由香里~!今日も繋げてゲーム対戦しよー」


窓ぎわの席にいる女子の声が聞こえた


「おーー!ぢゃあ美緒いってくるね」


「あっうん・・」


「俺たちもまぜてよ」


「阿部君!いいよ~」


阿部君は、私の好きな人=毎日由香里達とゲーム機で対戦している男の子


「もう阿部君まで・・いいな!由香里は・・」


私だってゲーム機ほしいよ・・そう思いながら今日の1日は終わった