「お前さ、それ聞いてどーすんの? お前が話したかったのはそれ? 俺がミクとあの後どこ行って何をして 楽しかったか、 なわけ?」 「まぢでお前わかんねーわ。」 『本当だよね。自分でもわかんない。 ねぇ…ミクの事好きなの?』 私はもう、こんなに空回りする自分にうんざりした。 もう、きっとこの恋は 終わり。 そう思った。 そう思えば思う程、 思い出は出てくるもので。 強がって微笑んでいても、やっぱり 引きつっているのだろう。