「よし!
社長と話してたんだけど、
雇ってみよっかってなったんだけど…
やる気ある??」
ニコッとやさしく笑って
驚くような事を口に出した舞さん。
『え、えっ?!』
「うっそ…」
2人とも口をポカーン開けてフリーズ状態。
「ふふっ。
本当面白いね2人とも。
私も社長も気に入ったから
やる気があれば
来週から働いて貰うけど?」
「『是非っっっ!!!!
よろしくお願いします!!!』」
「貴方達ホントに友達?
双子の間違いじゃない?」
笑いながら、舞さんは資料を渡して来た。
「??」
「これに、会社のシフトと
営業方法や、まあ、仕組みとか
給料も書いてあるから、
きちんと見て置いてね!」
『あ、はい!』
ーーー
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それが私達のこの店との出会いだった。
みんなでお盆に旅行に行ったり
ご飯食べに行ったり仲良しの四人になった。
今や従業員は舞さんと私と
優美だけになった。
でも、ジュエルショップには
それで十分。
