最低男に惚れちゃった!?

「じゃあ、私も帰るね。ばいばいっ!」
「………おい」
「ん?」

帰ろうとした時、颯汰に捕まえられた腕。
ちょっとドキッとした。

「この状況わかんねぇの?」
「………はい?全然わかんない」
「はぁ…バカすぎるだろ」
「ん?今聞き捨てならない言葉を聞いた気がするんだけど?」
「なんも言ってねぇよ。決してバカなんて言ってません」
「はい、バカって言った〜。てか、さっきも絶対言ってたでしょ?」
「あー、もう!そんなのいいからさっさと行くぞ」
「は?どこに?」
「だーかーら、お前の家まで送るって言ってんの!」
「あ、そういうこと。なら、最初から素直にそう言ってよ」

颯汰って素直じゃないな〜。
って、私が言えることなのかわかんないけど。
てか、また颯汰に送ってもらえる!
いつか、彼氏と彼女として帰りたいな。
でも、夢で終わるんだろうな〜。


───神様、この夢叶いますか?