金髪の2人

*ありさ*

「ありさちゃーん」

ゲッ…なんで響さんが

「涼になにもされてない?
大丈夫?」

「なにもされてないって言う前に
私たち付き合ってるんだけど…」

「まぁーそうだよね!!!!!」

わかってるなら邪魔するなよー!

「家に帰らなくていいの?」

遠回しに帰れと言ってみる、

「いいのいいのー」

あれ?
作戦失敗…

次の作戦わ…

「涼、ちょっと耳かして!」

「ん?」

「響さんを追い出す方法考えたのよ
ごにょごにょごにょごにょ。」

「おっけー♪」

名ずけて、
イチャイチャだいさくせーん!

私たちがイチャイチャしてたら
その場にいずらくなるでしょ!

「ありさー♡
耳かきしてー♡」

「はーい♡マイダーリン」

「かわいいよ♡ありさ」

「いやーん♡そこはだめ♡」

「ちゅーしよお?♡」

「うん♡」

1時間経過…

「ダ、ダーリン…」

「な、なんだいハニー…」

もうこの作戦にもネタ切れがきた。

響さんというと…

じーっと私たちを見てるだけ。

そして

「演技下手。」

ガーン…おわった。

もう響さんを帰らせることはできないのか…

「あ、携帯の充電きれた。
充電機ない?」

「「ない!!!!!」」

「じゃあ、帰ろっかな!
お邪魔しましたー」

こんな簡単に…

響さんは嵐のように消えていった。