金髪の2人

*ありさ*

やっと2人だけの時間。

涼と付き合ってから一週間。
響さんがつきまとってきて
涼と一緒にいれなかった

涼…

「キスして?」

やっと触れられる

深いキスに溺れる

涼…涼…好きだよ

涼のことが好きという気持ちが増す度に
涼への不安も増す。

涼は私のこと本当に好きなの?
涼はこんな私のことウザイって思わないの?

1番は…私の過去を知ったら…





離れて行かない?

不安で不安で仕方が無い。

「ありさ、好きだよ。」

その一言で一気に不安が吹き飛ぶ

だけどすぐにまた不安で押しつぶされそうになる。

ぎゅっ。

涼が抱きしめてくれる度
幸せを感じる。

こんな幸せでいいのかな?
過去が辛すぎて
すべてが幸せに感じるだけかもしれない

涼…離れていかないで。