次の日に電話で養成学校に通わせていただくことを伝えた。
また今度詳しく話をすることになった。


そして担任の先生にもこの事を伝えると、おめでとうと一言言ってくれた。





クラスメイト達にはいつ言おうかな…そんなことを考えながら黙っている。
みんな受験期だったりして、なかなか言い出せないでいた。






…もちろん遊佐にも伝えていない。
あれ以来目も合わせないようにしているため、会話などもってのほかだ。





…それに一応元カノとしてみんなには知られている。
そんな私が話しかけたら、遊佐の好きな人はもっと勘違いをしてしまう。

遊佐の恋を…私なんかが潰したらだめだしね。






自分の進学先を隠しながら二学期をすごし、貴重なクラスメイトとの時間を過ごした。