その日の夜、武久君からメールが来た。
″なんか無理矢理付き合わせた感じになってごめんな。
でも俺は正直すげぇ嬉しい。
これから好きになってもらえるように頑張るからよろしくな!″
爽やかで優しくて、一途に想ってくれてる武久君…私には勿体ないくらいのいい人だ。
少しでも恋愛感情の方の好きになれたらいいな…。
「とりあえず返事送ろっと。」
″私の方こそごめんね。
武久君の気持ちに対してこんな中途半端で…。
こんな私だけどよろしくね。″
それから何回かメールのやりとりが続き、明日の朝学校の最寄駅から一緒に学校へ行くことになった。
「武久君本当にいい人だな…。
私のこと好きになってくれたのが不思議すぎる。」
明日からの生活で私の中の感情が変わるといいな…
そんなことを思いながら眠りについた。