取引恋愛





デートの日から数日たつが、学校生活は変わりなし。



でも、これから1つ変わることがあるんだよね。




文化祭2週間前の昼休み…
相変わらず遊佐との食事タイムを楽しんでいた。



「もうすぐ文化祭だな。
お前のクラスは何すんだ?」



「私のとこは焼きそば出すって言ってた。
私は部活もあるし、あんまり手伝えないけどね。
遊佐のとこは何するの?」



「文化部の見せ所ってやつだな。
俺んとこはたこ焼き。」



「とりあえず第一関門だね。
その後に大会あるし!!
たこ焼きかー、食べに行こうかな。」



文化祭は二日間ある。
一日目は学生のみで、二日目は外部の人も入ってこれるようになっている。
二日目は来てくれた人にもてなすという形になっている。

ちなみに劇をするのは一日目は午後に1回だけど、二日目は午前と午後合わせて2回となっている。


「第一関門か…
まぁ俺みたいな帰宅部には関係ねぇが、部活も引退だしな。
つーかさ、文化祭フリーの時ってあんのか?」



「そうそう!!
最後だから余計緊張しちゃうな。
初めにクラスの出し物手伝って、その後なら空いてるよ。

あー…でも午後からの劇の準備とかあるからなー…。
それからの方が時間空いてるかも!!」



「何時からやんの?」



「確か…1時からだったと思う。
40分間劇して、次の日もあるから片付けはあんまりないよ。」



「じゃぁその後から一緒にまわるか?」



「え…い、いいの?」



「別に俺ら付き合ってんだし、普通だろ。
体育館でやるんだよな?
見に行くから終わったら出てこい。
体育館出たところで待ってるから。」


「わかった!!
高校最後の文化祭だね。
楽しみ!!」



「そうだな。」



遊佐からの誘いにテンションが上がっている中で大切なことを思い出した。