カタオモイからはじまる恋


「いでっ。」

考えることで夢中だったあたしは
小さな穴があるの気付かないで
歩いていたから…

こんなとこで転ぶとか恥かしい。

誰も見てませんように…!

「ださ。」

誰だ、ださって言ったのは!!

目を開けて前をみると
同じ学校の制服が目に入る。

だんだん上みるのにつれて
嫌な予感がしてくる。

「お前か」

悠稀でした。

「早く立てよ。」

冷たい目付きで言う奴。

「はい?早く?転んだ人に言う言葉?普通はさ、大丈夫?とか聞くでしよ。 …いて」

立とうとしたら足に激痛が走った。
立ちたいのにーーー!!

「はい、」

手を差し伸べるかと思いきや、こいつ
そこらで落ちていた棒を差し伸べる。

「あんたって馬鹿?」

「は?」

「病人すら助けれないの?」

「お前病人じゃなくて怪我人な」

やっちまった。

「人に馬鹿って言える立場じゃねーぞ」