夏休みも今日で終わり、
学校生活がまた始まる。


未だに忘れられないオンナ。


あのオンナは誰なのかわからないまま、爽翔からはなんも連絡がないまま…夏休みは終わった。


「何があってもそのオンナとは関わるな」と何回悠稀に言われた事か。

「なんかあったら電話しろ」

「俺からの着信は絶対すぐにでて」

“あのオンナは誰なの?”そう聞くと
「知らない方が身の為」そう答えられる


悠稀はあのオンナのことは何も教えてくれなかった。



気が付いたら寝ていた。
気が付いたら夏休みは終わっていた。

ただ、悠稀からメールが1件入っていたことを気が付かないままでいた。