予鈴がなり、教室の扉が開いた。


「こらー、静かにー。新学期だからって浮かれんなー」



「芽衣、担任、新しい先生だね!」

「う、うん」


確かに新しい先生だ。

だけど私は知っている。


だってこの人は━━━━━━━━