AC～Seoul Over～

「なんとか振り切ったか・・・。」

「追ってくる様子もない感じでしたね。」

ACはそういうと、俺に地図を表示し
目的地を指示した

「いまここがマガルベ高原です、私をメンテナンスしてくれる場所があります。
そこに向けて北に50Kmに進んで下さい」

50Km先には、ACをメンテナンスしてくれる工場があるらしい
そこで、このACが作られたらしい
俺はACの言うことにしたがって50km先を急いだ

「着いたぞ・・・ここが工場か
なんか、ボロいな」

俺は、ついた工場をみて感想を言った
とてもこのACが作られた用にはみえなかった

「おい・・・兄ちゃんがこのACに乗ってきたってことは
兄ちゃんがパイロットかい。
こいつを制御できる人間がいるとは思わなかったな」

そういって出てきたのは中年におっさんだった。
俺はこの人がこのACを作った人間とはとても思えなかった。

「はい、このACを作った人ですか？
俺は、訳もわからないままこの世界に来て
このACにのってました。
名は月島剣磁です。」

俺は、自分の自己紹介をおっさんにした。
そしたら、おっさんが驚いた顔をして
さらに納得した。

「なるほどな、おめぇさんが月島剣磁か
月島幸介の息子で次元空間を移動できる月島家長男か。」

おっさんは、俺の親父を知ってる口調でそういった
そして、その瞬間俺はここが次元空間で移動してきた場所なんだと理解した。