散華の麗人

それから、共に弟子として行動することとなった。
柳は寡黙というより、何処か人生に退屈したような目で居る。
『おきろ!へなちょこ。』
朝、日が昇る前に起こされた。
『んー……なんだ?』
柳は目を擦りながら風麗を見る。
風麗は起きたことを認識すると身支度を始めた。
密具の具合を確かめ、装備をする。
『どこかに行くのか?』
朝から修行なのだろうかと柳は思う。
『ついてこい。……邪魔はするなよ。』
風麗は気合充分な表情で歩き出した。