柚木が気付く様子はない。
「中へ。」
裏口を通り、中へ案内する。
その後を追うと、気配を感じた。
(!!)
直ぐに気配から身を隠す。
(姿は見えない。)
恐らく傭兵だ。
(ここの傭兵というと、遥葵以外には5人。小坂夜宵、埜々、服部奏、凩、久我楓。どれも、遥葵以上の者だ。だが、竜華国出身ではない。)
雅之は静かに気配を探る。
(……書物が正しければ、な。)
そう思った時、気配が動いた。
「中へ。」
裏口を通り、中へ案内する。
その後を追うと、気配を感じた。
(!!)
直ぐに気配から身を隠す。
(姿は見えない。)
恐らく傭兵だ。
(ここの傭兵というと、遥葵以外には5人。小坂夜宵、埜々、服部奏、凩、久我楓。どれも、遥葵以上の者だ。だが、竜華国出身ではない。)
雅之は静かに気配を探る。
(……書物が正しければ、な。)
そう思った時、気配が動いた。

