散華の麗人

合流すると、千代が本陣に居た。
茶々と檍の姿は見えない。
恐らく、屋敷に居るのだろう。
「……ご苦労、や。」
負傷者の手当てをする千代に一正が声をかけた。
「いいえ。」
千代はそう言うと、風麗を見た。
「わらわには、これくらいしかできませんので。」
そして、風麗を寝かせ、傷の手当てをする。