散華の麗人

元服したその時、陸羽が2丁の銃を一正に渡した。

青い蝶が取っ手の部分にあしらわれている緋色の銃。
緋い蝶が取っ手の部分にあしらわれている青色の銃。

“碧蝶”と“紅蝶”という名だった。

この銃を造った職人はこれと対になる武器を造った。

それが、“紫陽花”だ。

2匹の蝶がとまる花。
それに差す陽光。

鞘に紫陽花があしらわれ、柄は2匹の蝶があしらわれている刀だ。