散華の麗人

どちらでも、いい。
自分の仕事をするのみだ。
感情は、今度こそ消そう。

あの時のように、逃しはしない。

だが、妙なことに気がついた。
傭兵……確か、風麗という者だった。
そいつと国王の2人しか見当たらない。

(まさか、この軍にたった2人で向かうのか?)
いくらなんでも無謀だ。
死にに来たようなものだ。