そして、写真を裏返して伏せた。
「采を持て。俺は勝つ!」
はっきりと言い放つ。
家臣は急いで部屋を出た。
「よもや、俺に刃を向けるか。」
(俺とお前は赤の他人だ。慈悲など抱くまでもない。)
そう言うと、指揮の為に部屋を出た。