茶々は少し考えて、言葉を発した。
「あれは、竜華国……現細川領土の工芸品のはずです。今はほとんど見なくなりましたが。」
「“虹石”……いえ、こちらでは“曹灰長石”といいましたか。」
それを聞いていた風麗が口を挟む。
虹石、とは竜華国だけの呼び方だったのだろう。
「あれは、竜華国……現細川領土の工芸品のはずです。今はほとんど見なくなりましたが。」
「“虹石”……いえ、こちらでは“曹灰長石”といいましたか。」
それを聞いていた風麗が口を挟む。
虹石、とは竜華国だけの呼び方だったのだろう。

