だから、だ。
前国王が望んだ国にするために、少女は戦う。
一正は少女が消えた方を見据えた。
「過去に生きる、か。」
今はもう亡き国王の面影を、夢を護り続ける傭兵。
「……言われずとも。」
そう言って再び、馬に跨った。
千代は松明を傍に置いて行く。
それを見て、一同は再び進み始めた。
前国王が望んだ国にするために、少女は戦う。
一正は少女が消えた方を見据えた。
「過去に生きる、か。」
今はもう亡き国王の面影を、夢を護り続ける傭兵。
「……言われずとも。」
そう言って再び、馬に跨った。
千代は松明を傍に置いて行く。
それを見て、一同は再び進み始めた。

