My life ~不良少女~

その一言が先生を怒らせた。


教室の外には人だかり。


大川の拳はあたしの頬を直撃した。

あたしは壁にもたれながらズルズルと座り込み言う。


「先生がこんな事していいワケ…?」



廊下には沈黙が走る。

時は3時間目。


あくまでも授業中。


「お前が悪いんやろ?前川。」


「……あたしは…あたしは悪ない!!間違った事なんてしてへんねん!」