「しかし、昼間だってのに、なんだってこんなに人がいるんだ?なぁ……ヨミ?」
確かに酒場の奥を覗くと、空いているテーブルが無いほど人が詰まっていた。
「……」
ヨミが、驚愕の面持ちで中を見ていた。そしてウェインは気づく。
「なんだ、これ……開いてるの全部、魔酒か?」
確かに、全てのテーブルで開いているのは、魔酒だった。そして、その客は皆、ウェインの見たことも無いような独特の衣裳を纏っていた。
「ヨミ?」
「マジかよ……」
ぽかん、とヨミは見ていたが、突然テーブルの合間を歩き出した。
「お、おい、ヨミ」
ウェインは後に続いた。しかし、部屋いっぱいに魔法エネルギーが満ちている。よく、人間の一団が我慢できることだ。ヨミは、一番奥のテーブルで立ち止まった。そこに座っているのは五人。二人の男と、三人の女。ヨミは二人の男のうち、若い方の背後に立つ。そして――、
「アルモ、何やってんだ、こんなとこで?」
「……えっ」
相手は、驚いて振り返った。青い帽子をかぶった、人懐っこそうな青年だった。
〝ヨミの知り合いってことは、亡霊か?〟
「よ、ヨミ様? 貴方こそ何やってるんですか!」
「おぅ……? なんだ、ゼロアスのとこのガキか!」
同じテーブルの、三十ほどの男がヨミに声をかけてきた。
「ゼロアス……どうしてその名前……?」
ヨミは呆然と、その男を見ていた。
その様子をさらにウェインが呆然と見ている。そのとき、酒場の空気が変わった。宴――皆が楽しく、何かを祝っていた。それが突如し・・ん、と静まり返り、皆がその人物の存在に気づいた。
そんなことは関係はなし、三十代の男は楽しそうにヨミを、ウェインを見つめていた。
確かに酒場の奥を覗くと、空いているテーブルが無いほど人が詰まっていた。
「……」
ヨミが、驚愕の面持ちで中を見ていた。そしてウェインは気づく。
「なんだ、これ……開いてるの全部、魔酒か?」
確かに、全てのテーブルで開いているのは、魔酒だった。そして、その客は皆、ウェインの見たことも無いような独特の衣裳を纏っていた。
「ヨミ?」
「マジかよ……」
ぽかん、とヨミは見ていたが、突然テーブルの合間を歩き出した。
「お、おい、ヨミ」
ウェインは後に続いた。しかし、部屋いっぱいに魔法エネルギーが満ちている。よく、人間の一団が我慢できることだ。ヨミは、一番奥のテーブルで立ち止まった。そこに座っているのは五人。二人の男と、三人の女。ヨミは二人の男のうち、若い方の背後に立つ。そして――、
「アルモ、何やってんだ、こんなとこで?」
「……えっ」
相手は、驚いて振り返った。青い帽子をかぶった、人懐っこそうな青年だった。
〝ヨミの知り合いってことは、亡霊か?〟
「よ、ヨミ様? 貴方こそ何やってるんですか!」
「おぅ……? なんだ、ゼロアスのとこのガキか!」
同じテーブルの、三十ほどの男がヨミに声をかけてきた。
「ゼロアス……どうしてその名前……?」
ヨミは呆然と、その男を見ていた。
その様子をさらにウェインが呆然と見ている。そのとき、酒場の空気が変わった。宴――皆が楽しく、何かを祝っていた。それが突如し・・ん、と静まり返り、皆がその人物の存在に気づいた。
そんなことは関係はなし、三十代の男は楽しそうにヨミを、ウェインを見つめていた。

