なんとか修羅場を乗り切った私は

楽屋で休んでいた。

トントンッとドアを叩く音がする。

「…どうぞ」

「失礼しまーす」

「あ、美凛ちゃん!!どうしたの?」

「………私さぁ…あんたみたいな

女。大嫌いなんだよねぇ…。

先輩に媚び売りやがって!!

なんで私が嫌われなきゃいけないのよ!

あんたさえいなけりゃ…」

そういって美凛ちゃんはカッターを

出してきた。

そして私に振りかぶる。

「イヤッ!!」

数秒して目を開けるとそこには

美凛ちゃんを抑えてる男の人がいた。