布団をマリカに投げると、こちらへ向ってきた。 『ったく・・・』 「私は悪くない」 シップを取り出して、頬に貼る。 『顔見せろ』 「ヤダ」 『見せろ』 「ヤダって、っ」 顔を上げられる。 怖い。 そう思った。