族潰し少女×組の若頭




『お前もいい加減にしろ』




レイがタケルに言う。





『ああ?テメェは退いてろっ』




『ふざけんじゃねえぞっ』



『「っ、」』





『ねみぃんだよ。ふざけんな。コレ以上やるんなら明日にしろっ』




『チッ』




『寝るぞ』



グイッ



『お前も来い』





レイは私の手を強く握った。







その暖かさも、良く知っている。