ゆっくり携帯を見ながら振り返る。 「うわっ!?」 扉の前にはマリカが居た。 『ねえ。レイクンに近づかないでくれない?』 「やっぱりレイ狙いか。」 『っ!!レイって呼び捨てにすんな!!』 「はあ?アンタに関係ないじゃん」 大体何? アンタここでもストーカーすんの? 『アンタムカつく!!』 「勝手にムカついてれば」 『っ!!マジむかつくんだけど!!学校で非難されてるの分かってる!?』 「分かってるケド?」 それがどうした