復讐のkiss

「泣かないでください、ミラ様」

そう言って優しい笑みをこぼしたのは、

ジェフティだった。


アメミット戦、将を攻めてる時だった。

敵軍を倒し、後は将を捕まえれば、

すべてが終わると言う時、

一人の敵が、自分の背後にいる事を、

私は気が付かなかった。

静かに近寄ってきた敵に、いち早く気が付いたのは、

ジェフティだった。


ジェフティの剣で、敵は倒れ、

ジェフティが勝ったように見えた・・・が。

敵も、ジェフティの肩を切り裂いていた。


腕は切り落とされはしなかったが、

傷口が深く、大量の血が流れた。


痛くて、ジッとしている事も困難なはずなのに、

そんな顔一つしないで、

ジェフティはいつものように優しい。


「私は気づきさえしたら、

こんな事にはならなかったのに・・・」