私に声をかけたのは、
…オシリスだった。
「どうしたんですか、こんな夜中に?」
見張りを除いては、皆が眠りについてる時間。
だからこそ私はここで静かに一人でいたと言うのに。
「一人になりたかったんだ・・・」
そう言いながら私に近づいてきたオシリスは、
私の瞳を優しく拭った。
「何をするんですか?」
「・・・やっぱり泣いていたんじゃないか」
「・・・」
「人を殺すのは、心が痛むだろうな。
オレも最初はそうだったから・・・」
そう言ってオシリスは顔を歪ませた。
…人を殺すのに、何も思わない人間はいない。
オシリスはそう言いたかったんだと思う。
「苦しいなら、イスタに帰れ」
「…いやです」
「そんなにラメセスと一緒にいたいか?」
…オシリスだった。
「どうしたんですか、こんな夜中に?」
見張りを除いては、皆が眠りについてる時間。
だからこそ私はここで静かに一人でいたと言うのに。
「一人になりたかったんだ・・・」
そう言いながら私に近づいてきたオシリスは、
私の瞳を優しく拭った。
「何をするんですか?」
「・・・やっぱり泣いていたんじゃないか」
「・・・」
「人を殺すのは、心が痛むだろうな。
オレも最初はそうだったから・・・」
そう言ってオシリスは顔を歪ませた。
…人を殺すのに、何も思わない人間はいない。
オシリスはそう言いたかったんだと思う。
「苦しいなら、イスタに帰れ」
「…いやです」
「そんなにラメセスと一緒にいたいか?」