復讐のkiss

「ミラに4人か」

そう声が聞こえた瞬間。

4人は数秒のうちに、倒されていた。


私は驚きのあまり、目を見開いていた。



「全く、護身術を習ったんじゃなかったのか?」

そう言って微笑んだのは、



「…ラメセス王」

そう。

この人こそが、ラメセス王。

向こうで軍の指揮をしているのは、


…オシリス。


「ボケッとしてないで、ここから逃げるぞ。

オレの一声で、皆下がる事になってる。

ほら、この剣を使え・・・

ミラの腕前、見せてもらう」

そう言って先を走り出したラメセス。


私もその後を追って走り出した。

たくさんの敵を倒しながら逃げる。

…私の剣の腕前を見せる必要など、

どこにもなかった。

だって、ラメセスが、全部倒してしまっていたから。