復讐のkiss

イスタの軍人の間をぬって、

砦の中に侵入してきたのは、

誰なのか。

後ろにいるため分からない。


私は、自分の自慢の長い髪を、

剣で切った。


男の手には、

切れた髪が、握られていた。


「…誰?」

私は剣を構え、

男を睨む。


私の叫び声でジェフティが駆け付けたが、

数秒遅かった。



「金髪の髪に、蒼い瞳・・・

お前まさか、ラメセス王の妃か?」

男は私の質問に答えることなく、

逆に質問してきた。



「…女が、戦に来るとでも?」

男のフリを続け、そう言い放つ。